PER:Price Earnings Ratio 株価収益率

株価÷EPS(1株あたり利益)
 数値が高ければ多く買われていて、低ければあまり買われていない

東証一部上場企業の単純平均PERは16.6倍、加重平均PERは14.9倍である(2020年5月末時点)市場平均値を上回れば割高、下回れば割安と見なすことができる

PBR:Price Book-value Ratio株価純資産倍率

株価÷1株当たりの純資産

東証一部上場企業の単純および加重平均PBRは1.1倍である(2020年5月末時点)。これを上回れば割高、下回れば割安と見なすことができる。

ROE:Return OEquity  株主資本利益率

1株あたりの純利益÷1株あたりの純資産

自己資本が企業の収益にどれだけ繋がったのかを示しており、企業の収益性を計る指標です。海外の優良企業は10%を大きく超えている

RSI:Relative Strength Index 相対力指数

50%を中心として0~100%の範囲で推移し、上昇局面に入ると数値が50%以上で推移し(70~80%以上であれば相場は買われすぎ)、下降局面に入ると数値が50%以下で推移(0~30%以下であれば相場は売られ過ぎ)します。

RCI:Rank Correlation Index  順位相関指数

ある期間内の株価(終値)に上昇順位をつけ、その期間の日数との相関関係を指数化したもので「上がり始め」「下がり始め」の時期とタイミングを捉える指標です。

一般的に+80%以上で買われすぎ、-80%で売られすぎと判断

PPEGレシオ:Price Earnings Growth Ratio

PER÷一株当たりの予想利益成長率  (株価に対する企業の成長性 )

PEGレシオが1倍以下ならその企業の株価は割安、バリュー株。2倍以上ならその企業の株価は割高。

BPS: Book Value Per Share  1株あたりの純資産

1倍またはそれ以上は資産あり

中型株

時価総額 300億円以下

小型株

時価総額 20億円以下

自己資本比率

自己資本÷総資産

返済不要の自己資本が多ければ多いほど借金が少ない経営状態であることを表し、企業経営の安全度が高いということになります。

配当利回り

配当利回り=配当金÷株価×100

割安株投資 好業績だが株価が安い銘柄

対象企業のPER(株価収益率)が同業他社に比べて低い、PBR(株価純資産倍率)が1倍を下回っている、もしくは競合する企業のPBRより低い、などを確認

成長株投資 今後の成長や株価上昇が見込める銘柄

企業の成長性がすでに株価に織り込まれているため、PER(株価収益率)が市場平均より高いことも特徴だ。それ以外にも、最近よく目にする商品やサービスを提供している企業や、投資効率を測るROEが高い企業も成長株投資の対象

低位株投資 少額投資でも利幅が大きくなる株価水準が低い銘柄

あまり注目されていないため取引量が少なく、値動きも少ない。業績好調であるが株価が安い割安株と違って、赤字続きという企業も多い。株価水準が低いので、低位株の企業に関するニュースが報道されると、株価が短期間で上下に大きく変動する。

売上高営業利益率

売上高営業利益率(%)=営業利益÷売上高

中小企業庁から公表されている業界データはつぎのとおりです。

項目/業界全産業建設業製造業卸売業小売業
売上高総利益率(%)25.219.221.216.328.2
売上高営業利益率(%)2.11.12.61.30.8